理事長所信

理事長所信

一般社団法人青梅青年会議所

2021年度 理事長所信及び基本方針

理事長 大久保 貴惟

【プロローグ】

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、またそれに起因するパンデミックは、社会的、経済的、政治的危機を引き起こし、世界規模で私たちの生活を脅かし続けています。 私たちが当たり前に生活していた日常が失われ、不安の中を生きている今、価値観やライフスタイルも大きく変化し、新しい日常を迎えざるを得なくなっています。 また、青年会議所運動にも影響を及ぼし、人と人とが接する今までの様な運動展開も変化を余儀なくされているのが実状です。

 -新日本の再建は我々青年の仕事である-

 戦争の傷が癒えぬ 1949 年 9 月、青年会議所の前身である東京青年商工会議所が設立され た際の設立趣意書の一文です。世界規模の危機に直面し、変化を余儀なくされた今、この設 立趣意書の一文があまりに尊く思えます。この並々ならぬ情熱で創られた青年会議所の思いを見つめなおし、新たな時代への運動展開を行うことが、「明るい豊かな社会」の実現に 必ずや繋がると私は信じて止みません。

 この混迷の時代で行う青年会議所運動を不遇とは思わず、チャンスと捉え、前向きにひた 向きにメンバーそれぞれが青年会議所運動とは何なのかを考え、「明るい豊かな社会」の実 現に今一度思いを馳せ、情熱を注いで参ります。

新日本の再建は我々青年の仕事であるのだから。

 

『思いやり』が生む大きな力

 インターネット、SNS 等の飛躍的な進歩、社会情勢等により、人間関係の希薄化は日に 日に進んでいると言われています。戦後、経済成長により物が溢れ、人々は豊かな生活を送 ることができるようになりました。反面、人を思う大事な心をどこかに置き去りにしてしま っているような、そんな気がしてなりません。子が親を殺す、親が子を殺す、無差別殺傷事 件、汚職、ひきこもり数増加と高年齢化、生活保護者数増加、SNS などに関連する自殺な ど、凄惨な事件や社会問題は増えるばかりです。豊かな生活を送ることができているはずな のに、心の豊かさはどこに行ってしまったのでしょうか。私たちは、この心の豊さに目を向 け、運動を展開する必要があります。心の豊かさというのは、自分の欲求を満たすということではなく、人を思う心、『思いやりの心』が作ってくれると、私は考えます。

 青年会議所運動においても思いやりの心は、重要だと考えます。人を思い行動する利他の 心を基本に青年会議所運動を行えば、多くの方に喜ばれる素晴らしい運動展開に繋がりま す。更に、そこで生まれる笑顔や感謝は、自分自身の何ものにも代えられない大きな財産と なるのです。何より、まずメンバー一人ひとりが思いやりの心を持ち、行動することで、心 の豊かさを深め、青年会議所運動に取り組んで参ります。そして、その運動が必ずや地域の 発展に繋がっていきます。この人を思う『思いやりの心』を軸に掲げ、1 年間の青年会議所 運動に邁進します。

 

『チャレンジ』こそが伝統を紡ぐ

 -純粋なる情熱を地域社会や国家の発展に寄与し、日本経済を自らの手で改善し、この社 会をより楽しく、より美しくするため、ここに私達は、青梅青年会議所(Ome Junior Chamber Of commerce)を設立しようと立ちあがりました-

 今から 54 年前、1967 年 12 月 9 日の青梅青年会議所設立趣意書に書かれた一文です。現在に至るまで諸先輩方が思いを込め、チャレンジし、青梅市、奥多摩町のために運動が行わ れてきました。

 青梅市、奥多摩町は世界的にも類稀な立地であり、多くの観光資源、歴史と文化を兼ね備 えた地域です。奥多摩の大自然、御岳山、この地域を作ってきた人々の歴史、織物や映画の 文化など挙げればきりがありません。しかし、織物や映画産業の衰退、観光客数の減少や青 梅市、奥多摩町の企業数減少、人口減少も伴って、この歴史と文化に触れる機会も減少して きています。そんな中、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって、遠方へ の外出が困難となり、青梅市、奥多摩町が脚光を浴びることとなりました。青梅市、奥多摩 町の発展に向けチャレンジする大きなチャンスが到来したと言えます。

 地域のリーダーとして、私たちにできることは沢山あるのです。今、私たちができる最高 のチャレンジを考え、行うことが、この素晴らしい地域の発展に繋がります。そして、この 時代を生きる者の伝統として、後世に繋がっていくのです。私たちは『チャレンジ』をし続 け、未来に向けた礎を築き上げて参ります。

 

『魅力』から始まる求心力

 メンバー数の減少は一般社団法人青梅青年会議所においても最重要課題の一つです。特にこの数年は青年会議所運動の第一線で活躍してこられたメンバーが多く卒業され、メン バー数は激減の一途を辿ります。また、地域の発展に寄与するため、一般社団法人青梅青年 会議所は、より一層多くの方が携わって下さる会になることが求められます。

 私たちが魅力的な青年会議所運動を行わなければ、誰の興味も惹くことはできません。加えて、メンバー自身が魅力を感じなければ、運動への参加率の低迷、メンバー数の減少に繋
がり、会は衰退していきます。今一度、青梅市、奥多摩町、一般社団法人青梅青年会議所の 魅力に目を向け、好奇心が刺激される魅力的な運動展開を行い、メンバー一人ひとりが魅力 的な人間になることが、会の発展に必ずや繋るのです。一般社団法人青梅青年会議所を沢山 の『魅力』に溢れた会にして参ります。

 

人生が輝く『夢』

 ライフスタイルの変化を余儀なくされている今、この変化への対応は子どもたちにとっても大きなストレスの原因となっています。また、次世代を担うこの子どもたちの成長は、 一般社団法人青梅青年会議所にとって、重要なテーマの一つです。今、そしてこれからの社 会を子どもたちがたくましく生きていくために、キーワードとなるのが「夢」です。

 重要なのは夢を叶えることではありません。夢を持ち、夢に向かって努力を重ねていくこ とです。そしてその努力は、人生を豊かにする糧に必ずなってくれます。どんな時代にあっ ても、夢が子どもたちの可能性を無限に大きくしてくれるのです。この『夢』の大切さを伝 えることで、子どもたちが何倍も輝き、大きくたくましい成長を促す運動展開をして参りま す。

 

『圧倒的相手目線』な情報発信

 どれだけ良い運動を行っても、どれだけ素晴らしい団体でも、認知されていなければ人々に伝わることはありません。ここで重要なのは、情報発信を通して、しっかりと運動内容を 伝えることです。現在、一般社団法人青梅青年会議所の広報は少しずつ変化をしており、 SNS 等の閲覧者数も増加して参りました。しかし、企業や各団体の広報と比較すれば、ま だまだ数は少なく、成功しているとは言えません。

 時代にあった手法を選び、発信していくのは今や当然です。何よりターゲットからの目線 を徹底的に考慮し、誰もが興味を惹く魅力的な情報発信を展開することが必要です。『圧倒 的相手目線』な情報発信を通し、私たちの魅力を伝えることで、更なる認知度の向上を図ります。

 

【エピローグ】

今、私たちができることは何なのか。
5 年、10 年、20 年と発展していく礎を築くために。

私たちは地域のリーダーとして誇りを持ち、

思いを込めて、思いやりをもって、私たちができる最高の運動展開を行います。

すべてはみんなの為に。

 

基本方針

一・思いやりを軸に運動展開!

一・変化を恐れず、未来に向けてチャレンジ!

一・時代の変化にあった、運動手法を切り開く!

一・魅力を見つけ、魅力を作り、魅力になる!

一・夢で子どもたちを輝かせる!

一・圧倒的相手目線な情報発信で認知度を上げる!

 

スローガン